5月12日に、憂國大和魂座談会・第三弾を開催いたしました。
この座談会のために、國體護持塾関西ブロック長・加藤智也先生が、資料を作成してくださいました。
日本国憲法という偽装憲法の欺瞞を、一人でも多くのかたに知っていただきたいと思い、
加藤先生に転載の許可をいただきました。
是非、お読みください。
加藤先生、改めまして、有難うございます。
5.12 憂国大和魂 座談会 資料
加藤智也
テーゼ:占領憲法は左翼的で実現不可能な内容で満たされている。
(その具体例)
Ⅰ.フランクフルト学派とOSS(Office of Strategic Service、CIAの前身)
⇒占領憲法の作成に関わり、フランクフルト学派の心理的革命理論を踏襲したケーディスらがOSSにいたのである。
Ⅱ.OSSが設立される前の1941年4月においてすでに日本計画は作られていた。1.アメリカが勝利すること。2.日本から侵略の果実を奪い取り、極東の被抑圧者に四つの自由を与えること。3.二度と侵略を許さないように、必要な措置をとること。4.日本に他の諸国民が信頼するに足るような真の代表政府を作るように鼓舞し、維持すること。
⇒この内容は占領憲法に通じる。特に注視すべき点は3の「四つの自由」である。これは言論、表現、信教、欠乏からの自由であるが、これはむしろ西欧的なものではなく、「社会主義」を暗に含むものであった。
Ⅲ.Ⅱの「真の代表政府」とは「ブルジョワ革命」により、帝国主義であり、封建体制である侵略国家としての日本の打倒と解放を意味した。
⇒「天皇陛下のために死ぬ」という美学を封建体制のものであるとして、それを打倒するための革命として「真の代表政府」を打ち立てることとした。
Ⅳ.米国国務省においても左翼であるニューディーラーの政策が実現され、日本の共産主義者(徳田球一、志賀義男)が巣鴨プリズンから釈放された。
⇒彼らの声明:「ファシズム及び軍国主義からの世界解放のための連合国軍隊の日本進駐によって日本における民主主義革命への端緒が開かれたことに対して、我々は深甚の感謝の意を表明する。米英及び連合諸国の平和政策に対して積極的にこれを支持する。」
Ⅴ.占領憲法の社会主義的性格とは?
⇒「前文」の「平和を維持し専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会に・・・名誉ある地位を占めたいと思う」は「封建社会からの脱却」を意味する。つまり、実現不可能な「社会主義史観」が貫かれている。
(左翼・社会主義とは)
Ⅰ.「社会主義」とは1830年以前には存在しない専門用語であった(1802年にイタリアで、1822年にイギリスで用いられた形跡はある)。一般的には、1831年のサン・シモン派のルルーという人物が用語として「社会主義」という言葉を用いた。
⇒経済的個人主義や自由主義を否定するものであり、ルルーがこれらに対立させるために用いた概念である。後に、マルクス主義に依拠する思想を共産主義として区別する。
Ⅱ.これらの共産主義や社会主義思想にはユートピア思想が根底に存在している。
⇒トマス・モアは、私的所有、競争、貨幣、強制国家亡き社会は階級と人間の対立関係をなくす、と考えた。ここには聖書的な原始時代。つまり、アダムとイブのまだ悩みのない社会への幻想があるものと思われる。これがルソーの「自然状態」にも通じるのでは?
(国民主権とは)
Ⅰ.ルソーの思想には「自然状態」という考え方が一貫して流れており、これはある種ユートピア的であ
る。
⇒この状態において人間には本来「自由」「平等」が備わっていたとされている。
Ⅱ.これに対立する「社会状態」とは?
⇒「社会状態」では「自由」「平等」は決して得られることはなく、人間は社会制度における
奴隷状態となっているという。つまり、ルソーは封建体制を念頭におき、これを痛烈に批判し
ているのである。
Ⅲ.ルソーは「社会状態」から脱する方法を「一般意志」に見出した。
⇒「一般意志」という概念を初めて用いたのはマルブランシェであるが、それを神の概念とし
てではなく人間社会に応用したのが百科全書派のディドロである。彼はそれが成文法や社会的
規則の中に現れているとした。
Ⅳ.ルソーはディドロを批判した。そして、国民主権へ。
⇒ルソーは「社会の成立条件は個別利害の一致、つまり共通利害にあり、一般意志はそれのみ
を目指す」という主旨のことを主張したのである。つまり、一般意志の根拠として社会の枠組
みを否定した。個人の集合体を国家の意志としたのである=国王主権に代わる国民主権の発生。
結論:占領憲法の骨子である基本的人権は、1789年「フランス人権宣言」に由来するが、
その思想的背景としてルソーがいる。この人物の流れを汲んでいる占領憲法は、西洋ユートピ
ア思想に基づくと言える。従って、本質的に現実性を欠いた空理空論が目立つ。よって、「前
文」「第9条」に代表されるように、実現不可能な内容で満たされている。
この座談会のために、國體護持塾関西ブロック長・加藤智也先生が、資料を作成してくださいました。
日本国憲法という偽装憲法の欺瞞を、一人でも多くのかたに知っていただきたいと思い、
加藤先生に転載の許可をいただきました。
是非、お読みください。
加藤先生、改めまして、有難うございます。
5.12 憂国大和魂 座談会 資料
加藤智也
テーゼ:占領憲法は左翼的で実現不可能な内容で満たされている。
(その具体例)
Ⅰ.フランクフルト学派とOSS(Office of Strategic Service、CIAの前身)
⇒占領憲法の作成に関わり、フランクフルト学派の心理的革命理論を踏襲したケーディスらがOSSにいたのである。
Ⅱ.OSSが設立される前の1941年4月においてすでに日本計画は作られていた。1.アメリカが勝利すること。2.日本から侵略の果実を奪い取り、極東の被抑圧者に四つの自由を与えること。3.二度と侵略を許さないように、必要な措置をとること。4.日本に他の諸国民が信頼するに足るような真の代表政府を作るように鼓舞し、維持すること。
⇒この内容は占領憲法に通じる。特に注視すべき点は3の「四つの自由」である。これは言論、表現、信教、欠乏からの自由であるが、これはむしろ西欧的なものではなく、「社会主義」を暗に含むものであった。
Ⅲ.Ⅱの「真の代表政府」とは「ブルジョワ革命」により、帝国主義であり、封建体制である侵略国家としての日本の打倒と解放を意味した。
⇒「天皇陛下のために死ぬ」という美学を封建体制のものであるとして、それを打倒するための革命として「真の代表政府」を打ち立てることとした。
Ⅳ.米国国務省においても左翼であるニューディーラーの政策が実現され、日本の共産主義者(徳田球一、志賀義男)が巣鴨プリズンから釈放された。
⇒彼らの声明:「ファシズム及び軍国主義からの世界解放のための連合国軍隊の日本進駐によって日本における民主主義革命への端緒が開かれたことに対して、我々は深甚の感謝の意を表明する。米英及び連合諸国の平和政策に対して積極的にこれを支持する。」
Ⅴ.占領憲法の社会主義的性格とは?
⇒「前文」の「平和を維持し専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会に・・・名誉ある地位を占めたいと思う」は「封建社会からの脱却」を意味する。つまり、実現不可能な「社会主義史観」が貫かれている。
(左翼・社会主義とは)
Ⅰ.「社会主義」とは1830年以前には存在しない専門用語であった(1802年にイタリアで、1822年にイギリスで用いられた形跡はある)。一般的には、1831年のサン・シモン派のルルーという人物が用語として「社会主義」という言葉を用いた。
⇒経済的個人主義や自由主義を否定するものであり、ルルーがこれらに対立させるために用いた概念である。後に、マルクス主義に依拠する思想を共産主義として区別する。
Ⅱ.これらの共産主義や社会主義思想にはユートピア思想が根底に存在している。
⇒トマス・モアは、私的所有、競争、貨幣、強制国家亡き社会は階級と人間の対立関係をなくす、と考えた。ここには聖書的な原始時代。つまり、アダムとイブのまだ悩みのない社会への幻想があるものと思われる。これがルソーの「自然状態」にも通じるのでは?
(国民主権とは)
Ⅰ.ルソーの思想には「自然状態」という考え方が一貫して流れており、これはある種ユートピア的であ
る。
⇒この状態において人間には本来「自由」「平等」が備わっていたとされている。
Ⅱ.これに対立する「社会状態」とは?
⇒「社会状態」では「自由」「平等」は決して得られることはなく、人間は社会制度における
奴隷状態となっているという。つまり、ルソーは封建体制を念頭におき、これを痛烈に批判し
ているのである。
Ⅲ.ルソーは「社会状態」から脱する方法を「一般意志」に見出した。
⇒「一般意志」という概念を初めて用いたのはマルブランシェであるが、それを神の概念とし
てではなく人間社会に応用したのが百科全書派のディドロである。彼はそれが成文法や社会的
規則の中に現れているとした。
Ⅳ.ルソーはディドロを批判した。そして、国民主権へ。
⇒ルソーは「社会の成立条件は個別利害の一致、つまり共通利害にあり、一般意志はそれのみ
を目指す」という主旨のことを主張したのである。つまり、一般意志の根拠として社会の枠組
みを否定した。個人の集合体を国家の意志としたのである=国王主権に代わる国民主権の発生。
結論:占領憲法の骨子である基本的人権は、1789年「フランス人権宣言」に由来するが、
その思想的背景としてルソーがいる。この人物の流れを汲んでいる占領憲法は、西洋ユートピ
ア思想に基づくと言える。従って、本質的に現実性を欠いた空理空論が目立つ。よって、「前
文」「第9条」に代表されるように、実現不可能な内容で満たされている。
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